あなたは7つの習慣で紹介されている、有名な木こりの話を聞いた事は有りませんでしょうか?
あなたが森を歩いていると、一生懸命に作業をして今にも倒れそうな木こりに出会いました。
あなたは思わず、「大丈夫ですか?」と声を掛けてしまったのです。
すると、木こりは疲れ切った声で「この木を斧で切っているんだが、もうクタクタさ..。しかも何故か最近、なかなか上手く切れんのだよ..。木が固くなったのか、それとも年老いてきた儂が悪いのか..。」ひどく投げやりに答えました。
そこであなたは錆び付いてボロボロになっている斧に気付き、「それじゃ少し休憩しながら、その斧の刃を研いでみたらどうでしょうか?きっと今よりも楽になると思いますが。」と、善かれとアドバイスをしたのです。
しかしその木こりは、「刃を研いでいる暇なんて勿体無い!そんな暇が有れば切り続けるだけさ!!」と、怒りながら返事をし、見るからに切れそうも無い斧で不機嫌そうに切り続けるのでした..。
私なりに少し改変をしていますが、この話のエッセンスに何かドキッとさせられませんか?
あなたも木こりの様に一生懸命、毎日頑張っている事かと思います。
しかしながら、最後にあなたがあなたの刃を研いだのはいつの事でしょうか?
若しかしたらあなたの刃もボロボロになっているかもしれません..。
そうならない為に、あなたも毎日1%の努力を続けてみませんか?
1%の努力を1年間続けると、何と生産性が10倍にも上がると言う話をこれからさせてもらいたいと思います。
1日1%の努力とは、1日たった5分を積み重ねると言う事
仕事をしている方の多くは、恐らく平日8時間ほど働かれていると言う感じではないでしょうか。
8時間/日を分単位に直せば480分/日、その1%ですから480分/日x1%=4.8分/日。
だから1日1%の努力とは、1日5分ほどの努力と言い換えられる訳です。
たった5分であれば、頑張れる様な気がしませんか?
1日たった1%の努力をすれば、1日たった1%ほどは成長してしまうのでは無いでしょうか?
1年間の平日は245日弱…なんと休日は120日強!
曜日の被り方や閏年、また最近では祝日の変更などもあるので正確に出すのはなかなか難しいところですが、1年間の中でザックリとは平日245日、そして休日は120日と考えるのがキリが良いと考えます。
更にあなたは1年間でどれくらいの有休を消化していますでしょうか?
業界や社風や社歴や職種などによってもバラバラでしょうから、ここはエイヤッで年間で10日の有休を取っているとしましょう。
そうすると働いているのは年間でたったの235日、休日は130にもなる計算です!
驚きでは無いでしょうか?
何と実は、あなたは年間1/3以上も休んでいたのです!
この事実を突きつけられると、いつも疲れているから日々の努力なんて…と言う様な言い訳は難しいですよね。
仕事をしている日だけで良いので、1%の努力を弛まず頑張っていきましょう!
それでは1日1%の努力で1%の成長を平日の235日積み重ねたら?
いよいよ核心に迫って来ましたね!
ここでは努力が足し算では無くて、指数関数的に積み重なるものだと考えてみましょう。
要は1日1%の努力で、1日1%成長した自分が、更に翌日1%成長して..を繰り返していくとどうなるのかと考える様にして下さい。
実感でも
それを計算式で表すと1.01の235乗と言う事になりますが..暗算出来る訳が無いですよね。
そこでいつものGoogle先生登場です!
..そうなんです!
1日5分の積み重ねで1日1%成長出来たとして、それを1年235日続けていけば、何と1年後には10倍以上の生産性向上が期待出来ると言う計算結果となるのです!!
まあ、勿論こんなに上手くいくのは難しいかもしれませんが、それでもたった1%の努力でも、続ければ侮れないパワーを秘めていると言う事はわかっていただけたのではないでしょうか?
あなたもGoogle先生も提唱する ” 10X(テンエックス)” な働き方、1日1%の努力を積み重ねると言うやり方で是非目指して下さい!!!