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ビジネスを楽しめる為の必要条件をスポーツから逆説的に考えてみる

約5分

 ” ビジネスを楽しめる人が少ないのはなぜでしょうか? ”

..唐突ですし、あまりにも難しい質問ですよね。
では改めて、

 ” スポーツを楽しめる人が多いのはなぜでしょうか? ”

まだ難しい質問の様な気がします。
では、

 ” どのようにしたらスポーツはつまらなくなるのでしょうか? ”

この様なレベルに変換すると、ようやく考え始められるかもしれません。

要は、

スポーツがつまらなくなる要素を考える
→その要素が無いからからこそスポーツは楽しい
→そうでないからビジネスを楽しめる人が少ないのでは?

と逆説的に考えてみたい訳です。
少し強引ですかね!(笑)

どうしたらスポーツはつまらなくなるのでしょうか?

まあゲームでも良いのですが、例えばしばらくプレーをしていて、良い感じになってきた!と思っている所に、

「実はそれじゃダメなんだよな…。」

なんてルールを後出しされてしまったら、何かげんなりしてしまいませんか?
一回だけであれば我慢できるかもしれませんが、

「実はそれもダメだんだよな…。」

折角頑張っても、何度もダメ押しされまくったら、もうちゃぶ台ををひっくり返して止めたくなりませんか?

そうなんです、スポーツを楽しく成り立たせる為の必要条件の一つは、間違いなくルールが存在する事です!
ルールが明確になっていなければ、スポーツは楽しくならないはずです。

先ずどうなったら勝ちなのかと言うルールを知らなければ勝ちようがありませんし、勝ちを目指しているのに勝ちようわからなければ楽しくなるはずありませんよね?
ほとんどのスポーツは長く楽しむ為に大抵は得点制となっているなので、何をやったら何点獲得出来るのかを知らなければ勝ちに近づく事が出来ないのでつまらなくなってしまうはずです。

そして、してはいけないルールも知らなくてはいけません。
サッカーの様に一発退場のレッドカードのルールや、イエローカードであれば何枚まで大丈夫かと言う様なルールを知らなければ、安心してゲームを進めていく事は出来ないですよね。

そうなんです、最低限としてルールを知らなければゲームは面白くなりようがないはずなのです。

スポーツがハラハラドキドキする為の必要条件は?

 次にスポーツがハラハラドキドキする為に必要な条件を考えてみましょう。

 「ねえねえ、今どっちが勝ってるの?」
 「え..わからない。」

見ていて面白いでしょうか?

 「惜しいっ!今のがもし決まっていれば..一体どうなんだ?」

では面白さも半減では無いでしょうか。

そうなんですハラハラドキドキするのは、得点状況がわかるからするのです。
だから得点状況が変わるシーンは盛り上がるのです。
そしてそれをわかり易くする為にスコアボードがあるのです。

皆、得点状況がわかれば、それぞれがこの得点差だと何々をしなければ逆転しないので、その為には一か八かあの超絶プレーを..みたいに考え勝手にハラハラドキドキしていくのです。

あと一枚イエローカードをもらえば退場だとわかるからこそ、ハラハラドキドキしていくのです。

楽しくする為にはルールとスコアボードが必要

そうなんです。
スポーツを楽しめるのはルールがあるからですが、ハラハラドキドキする為には進行状態がわかるスコアボードと言う2つの条件が必要と考えられるのです。

再度考えてみても、ルールがわからなくては勝ちようが無いですから、やっている方も、見ている方もいずれにせよ面白くなる訳がないですよね?
また勝ちそうなのか負けそうなのかの状況次第でやるべき事は変わってくるはずなので、状況がわからなければ面白さは激減してしまいますよね?..そうなんです、スポーツでさえも。

実際のビジネスはなぜ楽しめないのか?

では、実際のビジネスはなぜ楽しめないのでしょうか?

ルールはあっても、口頭で曖昧に伝えられるばかりだからでしょうか?
口頭でも伝えられれば未だマシで、暗黙知のままで後出しされるものの方が実際は多いかもしれません。
ルールがあってもルールブック化されず、事前に知る事が難しいからつまらないのかもしれません。
そして例え知らなくとも「それは常識だよ!」と言う非常識な言葉で一喝されてしまうと..一挙にやる気を失くしてしまいますよね。

ビジネスの進行状態は人事評価と言い換えられるかもしれませんが、それも曖昧であったり、見え辛かったり、いかんせんタイムリーさに欠けると言うのが現実では無いでしょうか。

だから結論的には、ビジネスを楽しくさせる為にはルールを明確にして、人事評価をタイムリーにするのが必要条件となりそうですね。
極端に言えば一挙一動次第で給料が増えていけば、仕事もスポーツ並みに楽しくなっていくのではないでしょうか?
給料が増える瞬間にファンファーレが鳴り、派手な視覚効果を得られればモチベーションも爆上がりするのは間違いありません。

それこそが正にゲーミフィケーションの世界ですね。