日本語は語学の中でも難しい方と聞いた事が有ります。
確かに丁寧語に謙譲語に尊敬語と、きちんと使いこなすのは日本人でもなかなかの難しさです。
だからそれこそ、海外の方が母国語を日本語に訳す時…こんな感じになってしまうのは仕方が無いのかもしれません。
こちらは中国・東莞の或るホテルの中の日本食レストラン。
少し値段は張りますが、雰囲気も良く、味もなかなかです。
しかしながらメニューが…更に素晴らしくなかなかなのです!
先ずは、こちらの一品から。
何となくわかりますし、勢いが感じられてGoodですよね!
豪快な感じで、魚を飲み込む食感が楽しみでたまらなくなりますね!
訳した人の熱い気持ち、ジュージュー伝わってきます…ね!
何かちょっと物騒な感じになってきました。
まぐろ ” が ” ですよ…。
食材で針と言われると、飲み込むのが怖くなります…。
しかしながら ” 針 ” が ” 肥える ” と言う掛け合わせには、何か想像力が掻き立てられますよね!
はい、そして呪文系も取り揃えられていました。
回復系の白魔法でしょうか?
慣れてくると、何故か不思議とこれくらいは普通に見えてくるものです。
” ハニは牡蠣を ” も捨て難いのですが…。(笑)
油断しているとやられてしまうのが、寧ろ ” チーズバーガー ” の方。
わかります?隣に英語でひっそりと ” チーズグラタン ” と書かれているのが!
はい、そしてこちらが最後です。
出来れば食材と掛け合わせて欲しくない単語が含まれる事で、何か不健康そうで、出来れば食べたくない様な一品と響いてしまいます…残念!
実は中国などでは日本語 ” っぽい ” 言葉を併記すると、現地の人には高級そうに見えると言う効果が有るとの事です。
だからこれらは日本人が見る事を想定して書かれていると言うよりも、現地の人向けの飾りみたいな訳なのです。
…とまあ、私達が使っている外国語も、意外とこんなレベルなのかもしれないと逆に身が引き締まりました。
いやあ、日本語って本当に難しいですね!!!