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値引きの表現のバリエーションをなるべく多く考えてみる

約 1 分

年末に近づくと最近ではブラックフライデー、ド定番のクリスマスセール、そして年末大決算など様々な名称でのディスカウントセールが行われます。

その際に同じ価格だとしても、消費者が一番お得に感じる表現の仕方は一体どの様なものになるでしょうか?

あなたが売り場の責任者としましょう。

1,000円の商品を700円に値下げして、なるべく多く売りたいと思う時にどの様な数字表現を使うでしょうか?

本日限り、ズバリ700円!

先ずは売値のダイレクト表現から考え始めてみましょう。

しかしながらダイレクト表示だけだとあまりにも弱いので、” 本日限り ” と言う限定販促も付け加えてみました。
この限定販促は日時以外にも、◯◯点店限定と言う場所だとか、現品限りと言う数量限定だとか、初回限定だとか、会員限定だとか…色々考えられますね。

本題に戻り700円と言う表現ですが、そもそもの価格の妥当性が全くわかりませんよね。

特定の商品に関してはそれぞれが得意とかが有るかもしれませんが、基本的に消費者は絶対値での評価は苦手だと思った方が良いでしょう。

100個限定、ズバリ699円!

ちょっと前提を崩してしまう反則で申し訳有りませんが、1円だけですが更に値引いてしまいました。

でもたった1円なのですが、700円と言うイメージから600円台と騙されてしまうから不思議です。
似たような手法で98(キュッパ)と言う値付けもよく見ますよね。

また日時で限定するよりも、数量で限定する方が何か煽られる様な気がしませんか?

通常1,000円のところ、300円引き!

値引き幅を訴えかける表現です。

「 300円安く買えるから、300円分何か他のモノを買えるなあ..。」

とお客様に具体的にイメージしていただけるかもしれません。

しかしながら元値10,000円から300円値引きされているのと、1,000円から300円引かれているのかでインパクトは全然違いますよね。

3割引き!

こちらは相対値です。
だから元値が幾らであってもお得さは何となくわかりますよね。

感覚的に1割引きと聞くとありがちだなと思ってしまい、3割引きと言われると何か安そうだな、頑張ってるなと感じるのでは無いでしょうか?

30%オフ!

3割引きと同じですが、英語と言うか単位変換された事によってイメージが変わりませんか?

勿論単位が違うだけなので同じ割合をしてしているのですが、3と言う一桁の数字よりも、30と言う数字の方が何か多そうな気がしませんでしょうか?

30%分ポイント還元

現金で貰える方が消費者は嬉しい訳ですが、お店側は囲い込みたい訳なのでポイントと言うワンクッションを置く訳です。

消費者からするとポイントはそもそも忘れてしまう事で使わなかったり、使おうと思っていても失効してしまっていたり、いずれにせよ上手く使い切ると言うのは至難の業だと思います。
だからポイント丸々分の還元と言うのは、正直有り得ないと言う前提での仕組みの様な気がします。

消費者の立場としては正直騙されている様に感じていますが、皆さんはどの様に感じているのでしょうか!

3個買えば、1個無料!

欧米に行くとメチャメチャ見る販促表現です!

3個買えば1個無料と言う事は、2個買う事で1個無料=0円でついてくると言う事です。
ついに来ましたね、最強の数字0と言うマジックナンバー表現が!

こちらも正確には33.3333..%引きなので前提条件からすると反則なのですが、この表現は本当に上手いので紹介させてもらいたいと思います。

値引き割合はほぼ同じですが、1個だけで無く、倍の2個買わせようとしているのがポイントです。
実にお見事では無いでしょうか?

3人に1人無料!

これも商品単品と想定していた前提条件から逸脱してしまい、値引率もちょっと多いので反則かもしれませんが、この謳い方もキャッチーではありませんか?

実は3人の内2人も値引きしていない元値で買わなければいけない訳ですが、1人は無料と言うマジックナンバーは夢が広がりますよね!


覚えている方も多いと思いますが、以前大手家電量販店が100人に1人無料と言う販促を行った時に、ニュースを騒がすほどの大変な大行列が出来ました。
しかしながら冷静に考えると、計算方法は同じですからこの時の値引きはたったの1%だったと言う事になる訳です。

勿論、確か10万円と言う上限の中でそれぞれのお客様が実際買い物する額はバラバラでしょうが、得したいと言う気持ちから上限いっぱい買うお客様が増えてバラツキが小さくなれば、それこそ1%と言う値に近づく訳ですが..実際はどうだったのでしょうか?

値引きの表現のまとめ

ちょっとした表現を変えるだけで、定量化されている金額でさえも人間の感覚は惑わされてしまうのが本当に面白いところです。

限定する、単位を変える、キュッパにする、無料と言う言葉を使うなどに惑わされず、消費者としては必要最低限のものを買う様に注意していきましょう。

勿論、商品にもよりますし、割引率にもよるのですが、基本的には3個買ったら1個無料と言うのが最強の値引き販促の様な気がしますね!