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マンガから学ぶ強くなる為の方法論

約8分

今や日本のマンガはクールジャパン戦略の中心と言っても過言では有りません。
実際、マンガの中には歴史、受験、ビジネス、専門知識などの教養が深まる内容が少なくありません。

また精細な描画も手伝い、その伝達力は字の本を凌ぐものがあるものも限りなく存在します。
実写よりも迫力が有り、わかり易く理解する事が出来る様な気もします。

今回はその様なマンガから、強くなる方法を学んでいきたいと思います。
今回はマンガの中でも弱かった主人公が日々努力を続け、ラスボスを倒すみたいなマンガをイメージしています。

またそれらをビジネスの中で活かすとしたら、どの様にしていけば良いのかと言うのを考えていきたいと思います。

感情を揺さぶられる

これがスタートとなるストーリーがほとんどでは無いでしょうか?
方法論と言うよりかは切っ掛けかもしれません。

それは物語の発端は愛する何かを奪われてしまい..みたいな始まり方です。
その切っ掛けにより、主人公は今までと違う生き方を選ぶ事になっていくのです。

ほとんどがネガティブな感情の揺さぶられ方ですが、ポジティブでは憧れが出来ると言う感情の揺さぶられ方も結構ありますよね。

いずれにせよ切っ掛けが何であれ、主人公の感情は強く揺さぶられ、強くなる為の道を歩む事を決める..これは間違い無く重要な一つだと考えます。

覚醒する

マンガでは愛していた対象を奪われると言うのが、主人公が覚醒する代表的なシーンです。
最初は怠けがちだったり、なるべく戦うのを避けていた主人公が、立ち上がり剣を握るシーンは感動的ですよね。

ビジネスではマインドブロックを解き放つ瞬間と言えるでしょうか。

成功体験から自信を付けた時、失敗体験からお尻に火を付けられたり、成功者の話を聞いて刺激を請けた時となるでしょうか。

それらの切っ掛けで覚悟を決めたり、大きな目標や志を持つのはとても重要な転換点です。
だからこそ他人に公言したり、文字に残すなどにして、その大切な気持ちを逃さない様に工夫していきましょう。

覚醒=マインドセットしなければスタートラインにすら、立てていない様な気がします。

だからどの様な切っ掛けでも良いと思いますが、兎に角やろう!と覚悟を決めて進んでいかなければなりません。

修業をする

強くなる為には..やはり修行ですよね!

マンガの世界だと毎日何時間も腕立て伏せを続ける主人公や、剣を振り回す様が思い浮かびませんでしょうか?
そしてあまり強過ぎない相手(雑魚キャラ)と実戦形式の戦いを積み重ね、基本をしっかりと自分のものにしていくのです。

これらはビジネスで言えば基礎能力の研鑽と言うところでしょうか。
ビジネスに関してもそれこそマンガで学ぶ事も出来ますし、字の本を読みまくると言うのはそれこそ王道です。
更に今ではYoutubeの様な動画メディアも有りますので、やる気さえあれば無料でも消化しきれない程の教材を至る所で見つける事が出来る訳です。

そして座学で学んだだけの知識で終わらせず、日常の似た様なシーンで実践をしてみるのです。

例えば簡単な例では英語をYoutubeで学んだとしたら、外国人と友達になってなるべく英語でコミュニケーションを取る様に心掛けたり、実践の為にプライベートで海外旅行に行ってみたりと言うのも楽しい修行の一つなのではないでしょうか。

ライバルと競い合う

マンガの主人公には必ずライバルが居ます。

幼馴染だったり、ある日突然出会う生意気な奴だったり、敵だったり、様々なパターンが存在します。
その様なライバルと丁々発止、そして切磋琢磨する事により、負けじとどんどんとお互い強くなっていくのです。
怠けようとしたり、挫けそうになったりした時に最強の刺激になるのです。

ビジネスでもライバルこそが最強の刺激になるのでは無いでしょうか?
ビジネスのライバルになり易いのは、同じ会社の同期や同僚、そして競合の会社の同じ立場の人間などが定番では無いでしょうか。
若しくは人では無くて競合の会社自体、過去のヒット商品などもライバルと考えられるのかもしれません。

過去の自分自身と競うなんてのも格好良いかもしれませんね。

師匠を見つける

マンガでは独力で頑張っていた主人公が、師匠と出会い飛躍的に強くなっていきます。
とても厳しい指導なので師匠とぶつかったりもするのですが、師匠の深い考えを理解して乗り越えていくのです。

この師匠を見つけると言うのは、ビジネスでもとても大切だと言う事は痛感しますよね。
それこそ上司が師匠と言う存在になれば望ましいのですが、残念ながら上司は上司と言う存在止まりと言うのがほとんどなのかもしれません。

例えば営業で言うと、営業が優れているので昇進して上司となったりする訳ですが、その様な進行で上司となったのであれば師匠として教えられる訳が無いと思うのです。
なぜならば自分がやるのが上手いのと、人を導くのが上手いと言うのは別の才能だからです。
勿論、中には両方持ち合わせて居ると言う稀な人も存在するでしょうが、その様な人ばかりであれば身の回りの様な状況にならないでしょう。

また両親の様な身近な存在であれば寧ろ反発してしまうと言うのも有るでしょうから、外に求めた方がベターな様な気がします。

ビジネスの世界では師匠と呼ばれ、大勢に慕われている人が結構存在します。
その様な人は教えるのが間違い無く上手い訳ですし、再現率が高いのだと思います。
自分の専門分野、そして自分に合った規模の師匠を探してみて下さい。

しかしながら、くれぐれもコーチングビジネスみたいなのには騙されない様に注意して下さい!

必殺技を磨く

マンガの主人公には必ず必殺技が有ります。
マンガでは出し惜しみして出し惜しみして(笑)、最後の最後に必殺技で敵を蹴散らします。
そしてその必殺技も的に研究されてしまい、破られてしまう事で必殺技を磨く事を余儀なくされてしまうのです..。

ビジネスでは必殺技と言うと何か違いますが、得意技と言うのは自覚しているかどうかと言うだけの話で、必ず誰でも持っているのだと思います。
と言うか、自分の持っている中で一番使えるのが正にそれなのだと思います。

色々な考え方が有るかと思いますが、特に競争と言う世界で勝つ為には、不得意を直していくのでは無く、徹底的に得意技を磨いていくしか無いのだと思っています。

しかしながら難しいのは、敵の立場で倒そうと思うのであれば放っておいたその言わば弱点を徹底的に攻めてくるでしょう。

しかしながら時間は有限です。
同じ時間を使うのだとしたら徹底的に得意技に磨きを掛けていくべきなのだと思います。

強い武器を手に入れる

マンガでは強くなっていく主人公が、更に強い敵を倒す為に伝説の武器を探し求めます。
しかしながらそれは簡単にはいかず、寧ろその熾烈な過程で様々な気付きや大切な出会いが有ったりするのです。

ビジネスでの強い武器とは何でしょうか?
今の御時世では先ずはスマホやPCと言うのは強力な武器と言えますよね。
しかしながらハードを求めるほど、中に有るソフトを使いこなそうとしている人は少ない様な気がしています。

またスーツと言うのはビジネスの世界では、武器と言うか防具と言える存在なのかもしれません。

仲間を増やす

マンガでは主人公の志に感動し、次々と仲間が増えて来ます。
弱い内に増える仲間は大抵弱い仲間ばかりですが、たまに強い仲間とも出会いますよね。
そして強くなるに従い本当に強い仲間が強い仲間を呼んでいくのです。

ビジネスの世界ではどうでしょうか?

本当に素晴らしい志を掲げられれば、仲間は勝手に集まって来ますし、強い仲間も集まって来るでしょう。
しかしながらその様に素晴らしい志と言うのは..ビジネスの観点を含めたままで掲げるのは大変難しい事だと日々考えさせられています。

例えば世界の為になると言うのは志として素晴らしいのは間違い有りませんが、それを具体的に、そして儲かる様に考えなければビジネスになりません。

また強い仲間と言うのは、大抵強い会社に引き寄せられて行きます。

だからビジネスでは集まった仲間で強くなっていくと言うのが、先ずは越えなければならないステージになるのだと思います。

仲間とこそ切磋琢磨していきたいものですね。

強い敵と戦う

マンガだと必ず最終の敵、所謂ラスボスが居たりしますが、その前の小ボスや中ボスレベルと戦うのをイメージしてみて下さい。

やはり強いので、何度もやられそうになる訳です。
しかしながら倒れそうになりながら、ギリギリの死線をくぐり抜ける事で、今迄に無い何かを手に入れて大きなレベルアップを遂げて強くなっていくのです。
徐々に強くなると言うイメージでは無くて、強い敵と戦う事でグンと強くなるのです。

一方、ビジネスではこれを倒したら全てが終わり、全てが叶う的なラスボスは存在しませんし、中ボスも小ボスも居ないので、まあ難しい仕事と変換して捉えてみたいと思います。

単純に考えれば、難しい仕事と言うのは避けた方が良いのかもしれません。
難しい仕事をしたら必ず評価されるのだとしたら取り組むべきなのでしょうが、実際はやり損となってしまう事も少なくないのではないでしょうか。

しかしながら自分が強くなると言う観点からすれば、難しい仕事と言うのは絶対に避けるべきでは無い、寧ろ自分を磨く絶好の機会と考えられる訳です。
それこそ立ち上がれなくなるほど打ちのめされるかもしれませんが、やはり難しい仕事ならではの学びや、それを成し遂げた時の自信と言うのは何物にも代えられなくなるでしょう。

毎日真面目に働いていれば徐々に能力は伸びるのかもしれませんが、難しい仕事から得られる学びは何年分の経験値を軽く越えていくのかもしれません。

栄養を取り入れる

マンガの主人公は、強くなる為に大量のメシを掻き込みます。
体を大きく強くする為に無理矢理食べているのかもしれませんし、日々の頑張りで単純にお腹が空きまくっているのかもしれません。
大量に食べると言うのは、頑張っていると言う証なのかもしれません。

ビジネスでも日々の疲れを癒やす為にもきちんと食事を取るのは欠かせません。
また家族の笑顔を見たりするのは、心の栄養になるのでは無いでしょうか。

戦いを続ける為には日々の栄養を取り続けると言うのは絶対に欠かせませんよね。

マンガから考える強くなる方法のまとめ

勿論、強くなる方法は他にも色々と有るでしょうし、マンガのジャンルによっても他にも色々と有るかもしれません。

しかしながら結構な要素が絞り出せた様な気もしています。

自分が強くなるのもそうですし、やはり仲間と言う要素が大切なのだと考えさせられました。
そしてその原動力は志であったり、家族の笑顔無しには進め続けられないと思います。

陳腐な結論に聞こえるかもしれませんが、やはり人の輪を大切にし、人の和を目指していきましょう!