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在宅ワークを例にキーワード需要を調べ、SEOまで思いを馳せてみた

約6分

ウェブサイトを運営していると、やはり気になってしまうのが ” SEO ” 。
SEOとはSearch Engine Optimizationの略で、検索エンジン最適化を意味します。

なぜ、ウェブサイトを運営していると検索エンジンの最適化が気になるのでしょうか?
ウェブサイトは見られてナンボな訳ですが、実際のところ当サイトへの流入の90%以上は検索エンジン経由です。
その内訳はザックリとGoogle75%、Yahoo!15%、bingとbaiduが1%強と言う感じですね。(やはり、Google強し!)
これは当サイトが特別と言う訳では無く、恐らく他のサイトも大体その様な感じなのでは無いでしょうか..きっとですが。

そうなんです、検索エンジンが無ければ、90%以上のユーザーは当サイトにも辿り着けないのです!
だから検索エンジンにきちんと認識してもらう事、そしてなるべく上位に表示してもらう事と言うのが、ウェブサイトをなるべく見てもらう為の生命線となると言う訳なのです!!
SEO、恐るべしなのです!!!

SEOを超簡単に説明

SEOの第一段階として、先ずは検索エンジンに認識してもらい、ウェブサイトの情報を収集してもらい、インデックスされる必要があります。(検索エンジンに認識されなければ、上位表示される事は有り得ないのです。)
検索エンジンはインデックスの中から、ユーザーがキーワードを用いて検索している内容に適していると思われるページをランキング形式で返します。
そのインデックスされたページを、検索結果ランキングの上位に押し上げる為の努力がSEOなのです。

SEOを大きく分けると、タイトルや本文の最適化を主とする内部施策と、別のサイトからの被リンクなどを基にした外部施策となります。
以前はページを自動生成して被リンクを張りまくると言うブラックハット的なSEOも効いていた事が有った様ですが、全体的に検索エンジンは大幅な進化を遂げていますので、もう騙しの様な手段は一切効かない様になっています。

だから今やSEOとは、ユーザーが用いたキーワードに対して兎に角有用なページを作ると言う事なのです!
更にキーワードの裏にある、ユーザーが本当は何を検索したいのかと言う思惑さえも反映されつつある様なので、そこまで気を回してページを作らなければならないのです。

…恐るべし、SEO!!

SEOするならキーワード需要も知らなくては

折角SEOが上手く行ったとしても、それがあまり使われていないスモールキーワードだったらあまり意味は無いですよね。
しかしながら凄く需要の有るビッグキーワードであれば、それこそ海千山千が居る世界ですからSEOの努力が実る事は無いでしょう。

例えばコロナ禍で流行りつつあるオフィス以外での働き方を考えてみましょう。
細かいニュアンスが違うのも混ざっていますが、類語を集めてGoogle広告のキーワードプランナーで月間のキーワード需要を調べてみたらこの様な感じでした。

  • 在宅ワーク  ・・・64,574.13
  • テレワーク  ・・・9,152.23
  • 在宅勤務   ・・・8,251.62
  • リモートワーク・・・3,092.68
  • SOHO    ・・・741.94

ちょっと意外な結果では無いでしょうか?

いずれにせよ ” 在宅ワーク ” と ” 在宅勤務 ” は同じ意味のはずですが、 ” 在宅ワーク ” を選べば ” 在宅勤務 ” よりも約7.8倍も調べられている訳なので、約7.8倍ものユーザーが見込まれる訳です。
だからどうせなら絶対に ” 在宅ワーク ” でライティングしていくべきですよね!

..まあ、最近の検索エンジンはこれらの類語も考慮してランキングされているようでは有りますが。

この様に類語を思い付く場合は良いですが、思い付かない場合はインターネットで類語や共起語を調べてみたら良いでしょう。

在宅ワークに関連した需要の高いキーワードを調べてみよう

” 在宅ワーク ” はどちらかと言うとビッグキーワードなので、もう少し絞り込んでみた方がSEOをし易いでしょう。

例えばGoogleでは、検索ボックスにキーワードを入れた際に検索される量が多い組み合わせをサジェストとしてこのように表示されます。

更に検索結果ページの下の方には、検索結果に表示されるページに頻出するキーワードも合わせて表示されます。

サジェストでは8つの表示ですが、こちらでは10表示されています。
たまたまなのかその8つまではキーワードのみならず、順位まで同一ですね。

先程のキーワードプランナーの ” 新しいキーワードを見つける ” と言う機能で、同じ関心を持つユーザーが興味を持ちそうなキーワードを調べてみたらこの様な感じになりました。

  • 内職    ・・・60,500
  • 在宅 バイト・・・49,500
  • 副業 在宅 ・・・27,100
  • 内職 在宅 ・・・12,100
  • 内職 自宅 ・・・8,100

..う〜ん、こちらは何かピンと来ませんね。

でもどうでしょうか?
この様に調べていけば、より目的に合ったキーワードの組み合わせがみつかりそうではありませんでしょうか?

シングルのビッグキーワードのSEOは大変ですし、様々な思惑のユーザーが混在しています。
むしろ絞り込めれば絞り込んだ方が競合も少なくなりますし、ユーザーとのマッチングも良くなりますし、効率が圧倒的に良くなるのでおすすめです。

在宅ワークに関連したそれぞれのキーワード需要は?

関連したキーワードのキーワード需要を調べたところ、下記のような結果となりました。
表示されていた順位とは全然違うのですね..。

  • 在宅ワーク データ入力 ・・・14,536.66
  • 在宅ワーク 正社員   ・・・6,483.63
  • 在宅ワーク スマホ   ・・・6,454.64
  • 在宅ワーク おすすめ  ・・・3,919.42
  • 在宅ワーク 求人サイト ・・・2,389.02
  • 在宅ワーク 東京    ・・・2,132.46
  • 在宅ワーク 種類    ・・・1,431.36
  • 在宅ワーク 神奈川   ・・・1,100.90
  • 在宅ワーク 全国どこでも・・・1,058.60
  • バオバブ在宅ワーク   ・・・40.46

ブッちぎりの第一位の ” 在宅ワーク データ入力 ” は、サジェストでは四位表示、
単純にサジェストや関連キーワードの上位表示されたものを選んだらダメな訳ですね。

まとめ

この様にしてキーワード需要を調べ、自分がSEOすべきキーワードを探していく訳です。

キーワードの需要が少な過ぎたりしたら、魚がほとんどいない池で釣りをするような感じになってしまう訳です。
かと言ってそれこそキーワード需要が多過ぎるビッグキーワードであれば、それこそレッドオーシャンに自ら飛び込んで行くと言う事になり、その努力は限りなく報われない事になってしまうでしょう。
(逆に万一競合が少なければ、ブルーオーシャンな訳ですが..今の御時世そんな甘い事は有り得無いでしょう。)


SEOも大切ですが、その前に適切なキーワードを選定する大切さ、改めて考えさせられました。