昔は海外出張と言うと、大変な一大イベントでしたよね!
しかしながら今では、現地でもスマホが使えればほぼほぼ自国に居るのと同じくらいの生活が出来る時代です。
後はどうしてもついて回るのがお金の支払い。
では今どきの海外出張者は、具体的に何をどの様に準備すれば良いのか、こちらにまとめてみました!
SIMカード?それともeSIM?もしかしたらそのまま?
思い返せば2015年にSIMフリー化される頃までは契約したキャリアの電波しか使えず、どうにか契約や設定をして例え海外で使えたとしても、本当に驚かされる程に電話代は高額でしたよね。
調子に乗って使ってしまえばあっと言う間に何万円にもなってしまっていたのが、今では懐かしい笑い話です。(当時はマジで笑えませんでしたが..。)
またモバイルルーターのレンタルを愛用してた時もありましたが、今思いだすと事前の受け取りだとか、常に微妙な大きさの機器を持ち運ばなければならなかったり、且つ充電にも気を配らなければならなかったり、意外なほどに発熱したり、帰国した際に返すのを忘れて追加料金を請求されてしまったり..などなどで、兎に角面倒な存在でした。
コストも一日1,000円以上はするので、何気に結構高くついていた様な気がします。
(更に当時は結局電話での音声通話も必要だったり..。)
そこから時は進み、今やデータ通信だけでどうにかなる時代に。
チャットアプリやSNSなどでの文字や画像でのコミュニケーション、また通話もアプリで出来るので、電話代なんかは本当に不要になってきました。
しかもデータ通信費用は嘘みたいに格安で、例えばこちらのアマゾンで購入した4G-LTE データ通信3日間使い放題のSIM カードなんかはたったの980円。
実際に台湾で普通(動画などの視聴などには使わずに)にメールに、チャットに、SNSに、ブラウジングに、Googleマップにと使いまくりましたが、全くストレスを感じさせられませんでした!
しかもSIMカードを挿したら、設定はデータローミングをオンにするだけと言う簡単さ!!
更に今どきのスマホであればeSIMも搭載されていますから、今回はあまりにも安いので通信確保の保険の為に申し込んでいたpovoであれば、台湾1GB/3日間でたったの680円です!
こちらもデータ通信とローミングをオンにするだけですが..焦りまくりましたが、私の場合は端末の再起動が必要でした。
通信スピードも申し分ありませんでしたね。(正直あまり使いませんでしたが。)
更に更にキャリアがYahoo!モバイル、楽天モバイル、LINEモバイル、UQモバイルであれば、特に追加料金も要らず、何もせずにそのまま海外でも使えるんですよね!
良しっ、これで生命線となるスマホは確保!!!
Googleマップのダウンロード
以前、Googleの日本のトップの方と会食をさせていただいた時に、個人的にGoogleのプロダクトで凄いと思われているのは何ですかと質問させていただいた事があります。
その時に笑顔で、それはやっぱりGoogleマップだよね、だってGoogleマップのお陰でどこにでも行ける様になったでしょ?、と言われたのが今でも印象に残っています。
そうなんですよね、海外だとGoogleマップのパワーは増し増しになる訳です!
しかもGoogleマップはGPSとの連携なので、事前にそのエリアをダウンロードしておけば通信が無くても使用できるのを知っていましたか?
台湾であればGoogleマップで台湾と検索→下に表示されるカードを上にスワイプ→右上に表示される三点メニューからオフラインマップをダウンロード→表示される地図から必要なエリアを選択してダウンロードすれば、現地でオフラインになったとしてもGoogleマップで乗換案内なども検索可能です!
台湾全体をダウンロードしようとすると475MBのメモリが必要な様ですね。
Google翻訳のダウンロード
結構便利なのですが、Google翻訳って海外で使っていますか?
そうなんです、翻訳の精度としては他のアプリの方が優れていたりもするのですが、やはりGoogle、辞書がダウンロード可能なのでオフラインでも使えたり、写真入力が出来るGoogleレンズと連携したりしているので使い勝手が良いのです!
Googleレンズを使えば、読めないメニューでも、看板でも、地図でも、レシートでも何でも読める様になるのです!!
下記の画像からも、それぞれの文字群をOCRで認識しているのがわかりますよね。
事前に日本語(90.5MB)は必須として、 台湾であれば中国語(簡体)(82MB)をダウンロードしておきましょう。
現地の電子決済ツール、台湾だったら悠遊カード!
海外での現金の支払いってストレスになりませんか?
慣れない紙幣や硬貨を瞬時に、良い感じにサッと出すのは難し過ぎ、後ろに並べれてしまうと妙に焦ってしまったり..。
結果としてなのか、いつもポケットの中は小銭でパンパンに。
そうならない為に、そうなんです、外国人ほど電子マネーカード、香港だったらOPTOPUS、台湾だったら悠遊(ヨーヨー)カード(英語名:Easy Card)がマストアイテムなのです!(見辛いですが、画面中央下のドラえもんのイラストのカードがそれなんです。)
悠遊カードがあれば交通系ではMRTやバス、買い物ではコンビニ全般で使えるので、外国人にとってかなり強力な便利アイテムなのです。
飲食店やある程度の買い物をする場合であればクレジットカードが使えるので、プラスしてこの悠遊カードがあれば本当にスムーズに支払いする事が可能になるのです!
(Line Payも便利な様なのですが、残念ながらやはりそれだけではいかない様ですね。)
カードタイプ(大体100元≒500円弱)のものから、様々なキャラグッズの様な立体的なタイプ(150元〜)のものまでありますが、チャージしてピッと使う機能はどれも同じです。
現地では空港でも、MRTの駅の機械でも、コンビニでも販売してます。
アマゾンでも販売していますが、ユニークなものばかりでプレミアを付けているのか1,000円以上のものばかりなので..頑張ってどうにか現地で購入してみてください。
現地ではコンビニでもチャージが出来るのですが、色々とコミュニケーションを図らなければならないので、やはり外国人はMRTの駅の券売機の側にある、上の画像の様な機械を探すのがベターかと。
..えっ?
機械に何が書いてあるかわからない?
そんな人はGoogle翻訳(レンズ)との合せ技でこんな感じに見える様になるはずです!
両替よりもコンビニでキャッシングが便利
色々とキャッシュレスにもなってきていますが…残念ながらまだまだ現金は必要です!
なぜならば現金が無ければ悠遊カードにチャージも出来ないからです。
..じゃあ、どうする?
現状の最適解としては、コンビニに行ってクレジットカードで必要な額を都度キャッシングするのが一番かと。
そうなんです、日本円の現金を両替するのでは無く、自分の口座から引き落とすのでも無く、クレジットカード会社からのキャッシング=借金です。
例えば今回は5日にDCカードでNT$10,000をキャッシングをしたのですが、電話で確認したところ年利17.95%の15日締め翌10日払いでの日割り計算となるので、返済予定額は金利込みで49,239円、内833円が金利と言う事でした。(もし12日に繰り上げ返済した場合は48,572円、銀行手数料などが無いとすると166円安くなる計算。)
つまり48,406円を¥≒NT$0.2066でキャッシングし、手数料ならぬ金利で833円払うと言う事になる訳ですね。
当日の台湾銀行のTTSは¥≒0.2096の様で、これに手数料が恐らく1〜2%程度かかるでしょうから..両替したとしてもまあ恐らく1%も安くないと考えられます。
必要な額だけ手数料無しでコンビニなどで気ままにキャッシング可能なので、使い勝手も考慮すると両替よりもキャッシングに軍配が上がるのでは無いでしょうか?
最後に
どうでしょうか?
恐らくこれらの準備にプラスしてクレジットカードがあれば、海外出張者も現地でほぼ無敵状態になれるでしょう。
だから台湾ではスマホで色々とググって、Googleマップを見ながら悠遊カードで移動をし、Google翻訳でコミュニケーションを図り、コンビニでは悠遊カード、飲食店や買い物はクレジットカードと言う準備をすれば、それこそ ” 悠遊 ” とした出張になると思いますよ!