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弱者が強者に勝つ為の競争戦略を考える

約 1 分

強者は強者なだけに、普通に戦ったら必ず勝ってしまいます。
だから弱者は普通に戦ってはいけない訳で、弱者にこそ戦略は必要なのです。

ではそもそも強者とは一体何者なのでしょうか?
弱者が取るべき競争戦略と言うのは一体どの様なものなのでしょうか?

強者とは?

「 強い奴が勝つんじゃない、勝った奴が強いんだ! 」

こちらの名言はオリジナルがわからないほどに色々な人が言っていますが、この定義もなるほどですよね。

強者の定義と言うのは確かに色々と有るかと思いますが、Wikipediaに記載のあるこちらが汎用性が高いと思います。

軍事における強者とは、兵員数が多い方の軍のことである。
ビジネスにおける強者とは、市場シェアが1位であることである。

Wikipediaより

軍事ではリソースの多さが、ビジネスでは結果論としてのシェアの大きさが強者の定義と言う事になっています。

それぞれは卵が先か鶏が先かの関係に似ています。
基本的にはリソースが多ければ勝ち易い訳で、勝てばシェアが拡大されて、大きなシェアからはよりリソースが得られると言う循環になっていくでしょう。

強者の定義はNo.1(ナンバーワン)のみとも考えられます。
だから強者と反対である弱者は極めて有り触れた存在で、実は世の中に居るほとんどは弱者なのです!

ランチェスターの法則から戦い方を考える

ランチェスターの法則とは英国のフレデリック・ウィリアム・ランチェスターが1914年に発表したもので、その応用は第二次世界大戦で大きな成果を上げたと言われています。

ランチェスターの法則では机上の計算のみならず、実際の戦果と照らし合わせて二つの法則を導き出しています。

古典的な戦いでの勝敗の要因 〜ランチェスターの第一法則〜

昔の剣などの武器で近距離で肉弾戦による一対一を繰り返して戦う場合は、単純に数が多い方が勝つと言われています。

発揮する力 = 数 x 武器の性能

しかも単純に人数差が最後に残る生存数と考えられています。

何人力みたいに強い個が居る可能性は有りますが、それは双方同じ確率でしょうから相殺と考えて良いでしょう。
また武器の性能が何倍も高いと言うのもあまり想定しなくて良さそうです。

戦略が無い戦いで、個の力や武器などのリソースの質に偏りが無ければ、人数や時間などのリソースの量を多く注ぎ込めばライバルに勝てる..なるほど、高度成長期の日本での働き方とダブります。

数が生命線となるので、強者のリソースが多くとも総動員出来ない様に弱者は工夫する必要がある訳です。

近代戦での勝敗の要因 〜ランチェスターの第二法則〜

近代の戦いでは接近戦では無く銃などでの中距離戦が想定されるので、それぞれの数の二乗の力が発揮されると考えられています。

発揮する力 = 数の二乗 x 武器の性能

――― 数字が嫌いな人は読み飛ばして下さい! ―――

例えば弱者が2に対して強者が3であれば、それぞれを二乗して弱者は4、強者は9の力を発揮すると計算されます。

これは弱者は3人の敵に対して照準を合わせるので倒せるのは1/3、それを2人で攻撃するので掛ける2、つまり2/3の力が発揮されると考えるのです。

一方で強者の方は2人の敵に対して3人で攻撃するので3/2の力が発揮されると考えます。

それぞれを比較する為に1/6で通分すると分母は6同士で同じになる訳ですが、弱者の分子は4、強者は9と見事二乗同士と計算されましたね!

一般化する為に弱者の数をm、強者をnとして計算しても、1/mnで通分して分母を揃えると、弱者の分子はmの二乗、強者はnの二乗となるので、それぞれが発揮する力はやはり元々の数の二乗同士になると言う事がわかるかと思います。

そしてその数の二乗に、武器の性能が掛け合わさった結果の大小で勝ち負けが決まると言われているのです。

武器の差が同じとすれば数の多さが更にクリティカルに効いてくる様になっていると言う事です。
その差を武器で補う事が出来る訳ですが、例えば上の例の様に弱者が2で強者が3の場合、発揮される力は4:9となるので少なくとも2倍以上の性能を持つ武器が無ければ太刀打ち出来ないと言う計算となる訳です。

更に近代の戦いでは戦略が加わり、集団で集中攻撃を繰り返すと言う特徴もある訳です。

弱者は強者のリソースを総動員させない工夫のみならず、数の差がクリティカルに効く遠距離戦から逃げ出し近距離戦に持ち込み、同等以上の性能の武器を保持する事に腐心しなければならない訳です。

弱者にとっては近代戦では無く、古典的な戦いに持ち込むべきなのです!

反対に強者の取るべき戦略から考えてみる

あなたが強者であればどの様な戦略を取るでしょうか?
ランチェスターの第一法則と第二法則を踏まえ、また経験則を踏まえてもこれらが思い付くのでは無いでしょうか?

強者の五大戦略

  1. 広域戦 : リソースがきちんと総動員出来る広い市場を選ぶ
  2. 遠隔戦 : 武器が効き易い離れた距離で戦う=強者のブランドを利用して不特定多数のお客様に対してPRする
  3. 確率戦 : 変な確率に偏らない様に、数をこなす事で普通の確率を発生させる
  4. 総合戦 : リソースが豊富なのを活かして広範囲で勝負
  5. 誘導作戦: 自分が得意なフェアウェイにおびき寄せる

リソースの豊富さを活かし、もぐら叩き方式で全戦参加を数多く繰り返す物量ミート戦を基本としていきます。

弱者の5大戦略

敵の戦略がわかれば簡単です。
厭らしく全て強者の戦略の裏を突いていけば良い訳です!

  1. 局地戦  : 強者のリソースが総動員されない様なニッチな市場を選ぶ
  2. 接近戦  : 武器を頼りにせずに肉弾戦が効く戦い方をする
  3. 一騎打ち : どちらかと言うと一発勝負に持ち込む
  4. 一点集中 : その点だけではリソースで負けない様に集中する
  5. 揺動作戦 : 相手が苦手なラフの中の戦いに持ち込む

..どうです?
何か勝てそうな気がして来ませんか?

弱者が強者に勝つ競争戦略のまとめ

ここで学んだ最も重要な事は、結局は数=リソースの多さが効いてくると言う事では無いでしょうか。

まとめを述べると、そもそものリソースが少なくとも、自分のドメインと決めた局所では誰よりもリソースを多く注ぎ込むしか競争に勝つ道は有りません。
局所に絞り込む事で、その局所では寧ろ自らのリソースが優勢な強者になるしかないのです!

それでも強者になれなかったとしたら、ドメインと決めた局所を更に削ぎ落とし..と言う事を繰り返し、兎に角強者になるまでその絞り込みを続けるしかないのです。

それは端的に差別化と呼ばれたりもします。

それを私達流に言えば、トップニッチャーを目指す事だと思っています!

あなたも是非トップニッチャーを目指して頑張って下さい。