楽しく働くフクミのブログ:FAN&FUN

楽しく働くフクミのブログ

仕事の三大要素QCDはバランスが大切

約 1 分

仕事で大切な三大要素と言えばQCD
恐らく社会人一年目で先ず教わる概念では無いでしょうか。

そのQCDも時代と共に進化を続けています。
こちらではQCDの基本から、それぞれの業界別の進化系まで追ってみたいと思います。

QCDとは?

QCDとは、


  • Q ・・・ Quality = 品質
  • C ・・・ Cost = 費用
  • D ・・・ Delivery = 納期
と、それぞれの頭文字を繋げた標語で、このQCDが仕事で重要な三大要素と考えられ、製造業を中心に爆発的に広がっていきました。

QCDではQualityファースト!

このQCDと言う標語が素晴らしいのはQが最初に来ている事です。

これは常に如何なる時でもQuality First = 品質第一を表しています。
どんなに安い商品でも、品質が悪ければ只の迷惑となってしまいますからね。

QCDはトレードオフの関係

このQCDの面白いと言うか難しいところが、あちらを立てればこちらが立たずの、所謂トレード・オフの関係となっているところです。


  • 品質を良くしようと思えば費用が増える
  • 費用を抑えようとしたら納期が伸びる
  • 納期を早めようとしたら品質が疎かになる

それぞれの逆も簡単に想像出来ますよね。

勿論、それぞれ上手いやり繰りも出来る筈ですが、基本的にQCDトレード・オフの関係になっていると理解して下さい。

業界別のQCD

それではここから業界別にQCDの進化系を見ていきましょう。

製造業界ではQCDSMやQCDR

先ずは本家である製造業界から。
QCDを頭にしてこの様な進化系が存在しています。


  • QCDSM = QCD + Safety(安全) + Morale(モラル)
  • 現場では本来Safetyファーストでも良いくらいですよね
    そしてなるほど、確かにMoraleはSafetyやQualityに深く繋がっていくと考えられますので重要ですよね
  • QCDR = QCD + Risk(不確実性)
  • このRiskはSafetyの対義語だと考えます(良い方向の不確実性も有り得ますが)
    RiskはQCD全ての要素に対して大きな影響を与えかねないので、予見してコントロールすべき間違い無く需要な要素と考えられます

建築業界ではQCDSE

そして作ると言う意味では製造業と似ている建築業界でも、この様なQCDを頭にした標語が浸透してきている様ですね。


  • QCDSE = QCD + Safety(安全) + Environment(環境)
  • Safetyが有るのは製造業以上に大納得ですね!
    そしてEnvironmentは自然・周辺・職場などの環境まで含まれている様ですね、素晴らしい!

小売業界ではQCDSやQCDF

一方、小売業界では差別化の為にQCDSQCDFと言われている様ですが、その本質はきっと同じでは無いかと考えています。


  • QCDS = QCD + Service(サービス)
  • QCDF = QCD + Flexibity(柔軟性)
どちらもお客様の言語化されていない要望迄含めて、柔軟なサービスを提供すると言う事なのだと思います。

飲食業界ではQSC

ちょっと面白いのが飲食業界です。
QCDからCDも抜けているのです。


  • QSC = Q + Service(サービス) + Cleanliness(清潔さ)
  • 現場を徹底させる為に、敢えてコストだとかを意識させずにとても良い標語だと感じます

その他のQCDの進化系

その他にも色々有るみたいですが、こちらでは上記に無い要素だけを紹介したいと思います。


  • 時間系 ・・・ Speed(速さ)、Time(時間)
  • 製造系 ・・・ Design(設計)、Develop(開発)、Productivity(生産性)
  • 販売系 ・・・ Sales(営業)

QCDのまとめ

今の日本では品質が良いのは当たり前なので、Qは死守しなければならない足切りラインなのだと思っています。
だから最低限のQを担保しつつ、後の要素のバランスを最適化する、それが喜ばれる仕事となるポイントなのでは無いでしょうか。

またどれも重要な要素の訳ですが、どれを最重要とするかなどを表す順番が更に大切だと考えます。

「 品質を上げろ、でもコストは上げるな! 」

みたいな二項対立のトレードオフの関係に近い無理難題を投げかけても、只々現場は疲弊してしまうだけです。
だから優先順位を明示して、

「 品質を上げろ、そしてその為に上がる最低限のコストは勿論認める 」
みたいなロジカルで現実的なマネージメントとしなければなりませんね。