若しかしたらそこまでメジャーな組み合わせでは無いかもしれませんが、
- レンタルサーバー = XSERVER
- CMS = WordPress
- WordPressのテーマ = DigiPress製
- WordPressのプラグイン = All in Ose SEO Pack、他
ドメインを取得しXSERVERに向ける
そうですね、最初の最初はドメインを取得するところから始めましょう。
.club、.life、.design、.space、.love、.game、.app、.shop、.company、.news、.photo、.camera、.gallery、.studio、.health、.cloud、.tech、.blue、.pink、.cafe、.bar、.wine、.beer、.training、.today、.solutions、.management、.diamonds、.international、.global、.tools、.industries、.supplies、.engineering、.guide、.trade、.town、.gifts、.business、.money、.legal、.win、.casino、.bingo、.soccer、.football、.golf、.dance、.ninja、.dentist、.school、.express、.delivery、.team、.dog、.consalting、.family、.pet..などなどの洒落たドメインが年間数十円からのコストで取得出来から逆に迷っちゃいますよね。
しかしながら法人のドメインであれば、何だかんだでやはりco.jpが望ましいかもしれません。
取得したドメインのコントロールパネルで、ネームサーバーの設定をXSERVERに向けましょう。
ネームサーバーの設定項目は複数あると思いますが、それぞれ下記の様な感じに設定して下さい。
- ネームサーバ1 → ns1.xserver.jp
- ネームサーバ2 → ns2.xserver.jp
- ネームサーバ3 → ns3.xserver.jp
- ネームサーバ4 → ns4.xserver.jp
- ネームサーバ5 → ns5.xserver.jp
ネームサーバの設定が反映されるまでに数日掛かる場合が有り得ますので、ここはなるべく早目に設定して焦らず待つ様にして下さい。
XSERVER上のドメインを無料でSSL化する
色々なレンタルサーバーが有るとは思いますが、XSERVERは無料独自SSLが利用出来る点でオススメです。
途中からSSL化した場合は内容にhttp://とhttps://が混在したミックスドコンテンツと呼ばれる状態になってしまい困る事になるので、やはりXSERVERであれば無料ですしズバッと最初にやる事をオススメします!
XSERVERのインフォパネルにログイン → サーバー管理 → ドメイン(SSL設定) → SSL化するドメインを選択して設定する
これでURLがhttp://からhttps://に変更され、SSLで暗号化される様になった訳です。
設定が反映され利用可能になるまで、最大で1時間程度掛かる可能性が有るので、再度焦らず待って下さい。
因みに無料だと言っても有料のSSLと暗号の強度は変わりません!
但しSSL証明書やサイトシールは有料なので必要に応じて対処して下さい。
因みにXSERVERが提供しているドメイン認証SSLのCoreSSLをネームベースで運用するのであれば、年間でたった1,100円しか掛かりません。
このレベルであれば只の気休めレベルかもしれませんが、サイトシールが使えるのでそれっぽくは見える様に仕上げられます。
XSERVER上の.htaccessを編集する
SSLの設定をしただけで、自動的にhttps://にリダイレクトされる訳では有りません。
http://で接続した場合でもきちんとhttps://にリダイレクトされる様にするには、.htaccessファイルに下記を追加します。
RewriteEngine On
の下に下記を追加して保存して下さい。
RewriteCond %{HTTPS} !on RewriteRule ^(.*)$ https://%{HTTP_HOST}%{REQUEST_URI} [R=301,L]
これでhttps://にリダイレクトされる様になり、常時SSL化が実現される様になりました。
XSERVERにWordpressをインストールする
XSERVERはWordpressが簡単にインストール出来る点でもオススメです。
XSERVERのインフォパネルにログイン → サーバー管理 → ホームページ(簡単インストール) → Wordpressをインストールするドメインを選択 → プログラムインストール → WordPress簡単インストールにて設定する
最後のインストールすると言うボタンを押したら即座にWordpressがインストールされて使える様になります。
ログイン出来なくなってしまうので、下記の3点は忘れない様にメモしておいて下さい。
- ユーザー名
- パスワード
- 管理画面URL(特に設定していなければ ドメイン名/wp-admin/ )
MySQLデータベースのパスワードもメモしておいた方がベターでは有りますが、基本的にはMySQLを直接いじりたくは無いですし、XSERVER上でwp-config.phpファイルを開けばいつでも見られます。
Digipressでテーマを購入→インストール→認証
WordPressには無料でも数多くの素晴らしいテーマが存在しますが、痒い所に手が届きサポートが有り安心と言う点では有料のテーマがオススメとなります。
有料のテーマを販売しているサイトも数多く有りますが、こちらのDigiPressはオススメの一つです。
綺麗で多機能な数多くのテーマが有りますので、好きなのを選択して気に入れば購入して下さい。
購入したテーマをダウンロードし、Wordpressのテーマへアップロードし、インストールして下さい。
テーマライセンス認証と言う項目が作られますので、その中にライセンスキーと言うフィールドが有るので、Digipressのマイアカウントから確認してコピペして下さい。
尚、テーマは色々ありますので詳細はDigiPressにて確認して下さい。
ここまでで中身などは何も有りませんが、外側の見栄えのほとんどが設定された事になります。
WordPressに最低限のプラグインをインストール
何はなくともAll in One SEO Packはインストール
WordPressの魅力の一つはプラグインにより豊富な機能を追加出来るところです。
皆さんの鉄板プラグインは何でしょうか?
使用しているテーマにより必要なプラグインも変わってくるかもしれませんが、プラグインを一つしか入れられないとするならばAll in One SEO Packかもしれません!
名前の通りSEO対策の為のプラグインで、正直多機能過ぎるので理解出来ていませんが、検索結果に表示されるメタディスクリプションの修正、サイトマップの作成、Google Analyticsとの連携をしてくれるだけで十分かも。(笑)
しかしながらプラグインをアップデートする度にPHP周りでエラーが出たり、Google Analyticsのトラッキングが妨害されてしまったり、OGPの設定が吹っ飛んでしまったりするので、アップデートの後は必ず周辺環境をチェックして下さい!
SNS対応の為にOGPの設定を
OGPとはOpen Graph protocolの略で、SNSでシェアされた際に意図した通りに表示させる仕組みです。
All in One SEO Packで先ずはソーシャルメディアの機能をActivateします。
Wordpressのコントロールパネルログイン → All in One SEO → 機能管理 → ソーシャルメディアをActivate
そうするとSNSへの投稿が下記から調整出来る様になるので、それぞれの設定をして下さい。
Wordpressのコントロールパネルログイン → All in One SEO → ソーシャルメディアにて設定
OGPをきちんと設定すれば、各SNSに投稿された時にサムネイルなどが出る様になりキャッチーな仕上がりとなります。
特に画像の有る無しはクリック率なども変わりますので、必ず設定する様にしていきましょう。
TwitterではCard Validatorと言うシミュレーターが有るので、設定が正しく反映されているか確認に使ってみて下さい。
問い合わせ対応するならContact Form7も必須
問い合わせ獲得が目的のサイトであれば、Contact Form 7が絶対的に欲しいところです!
そしてContact Form 7を使うのであればプラスして、データベースをWordpress内に持たせる為のContact Form CFDB7、スパムを排除する為のCAPTCHA機能を持たせるReally Simple CAPTCHA、メールのSMTP設定を補助するWP Mail SMTPなどがセットで必要になります。
アクセス解析の為にGoogle Analyticsの設定
どの様な目的のサイトであっても、アクセス解析をしないのは目を瞑ったままお店を経営している様な感じで勿体有りません!
アクセスログを見れば、どの様なお客様が、どの様な経路で訪問し、何にどれくらい興味を持っているのかが見える様になるからです。
これでPDCAが回せますよね!
アクセス解析のソフトウェアもそれこそ沢山有りますが、もうGoogle Analyticsの一択で良いのでは無いでしょうか?
ウェブベースでスマホアプリも有り、これだけ多機能で、しかも無料なのですから!
欠点を上げるとするならば、最初のとっつきにくさかもしれません。
多機能過ぎる所以、どこに何があって、どうしたらどうなるのかが、いじりまくらなければわからないのですよね。
Google Analyticsログイン → 管理 → (アカウントを作成) → プロパティを作成 → プロパティを設定する → トラッキングID UA-XXXXXXX-XXが発行される
Digipressのテーマによって異なりますが、Wordpressのコントロールパネルから様々な項目の設定が出来る様になっています。
Wordpressのコントロールパネルログイン → Digipress → 詳細設定 → アクセス解析コード設定にて設定
若しくはAll in One SEO Packでも簡単に出来ますので、どちらでも良いと思います。(両方する必要は無く、どちらかだけで可。)
Wordpressのコントロールパネルログイン → All in One SEO → Google Analyticsにて設定
制作や管理の際のアクセスは排除したいので、グローバルIPを除外するフィルタは設定した方が良いかもしれません。
Google Analyticsではコンバージョンも計測したいので、実は目標まで設定しなければ勿体有りません!
..しかしながら長くなってしまうので、こちらでは最低限の説明と言う事で割愛させてもらいます。
Googleにインデックスしてもらう為にGoogle Search Consoleの設定
今やウェブサイトには検索エンジン経由での訪問がほとんどですから、検索エンジンの雄であるGoogleにきちんと認識してもらう事が極めて大切です。
そのGoogleに効率的に認識してもらうには、このGoogle Search Consoleの設定が避けては通れません。
Google Search Consoleログイン → プロパティを追加 → ドメインを入力 → 発行されたTXTレコードをコピー
このTXTレコードをレンタルサーバーであるXSERVERにに適用します。
XSERVERのインフォパネルにログイン → サーバー管理 → ドメイン(DNSレコード設定) → ドメインを選択 → DNSレコード追加 → 種別をテキストにし内容にペースト
Google Search Consoleに戻り、先程と同じ操作をして、最後の確認ボタンを押してみて下さい。
設定が反映され利用可能になるまで時間が度掛かる可能性が有るので、こちらでも焦らず待ってから確認して下さい。
またこちらからAll in One SEO Packで作成したサイトマップを提出します。
Google Search Consoleログイン → サイトマップに設定
またGoogleならGoogle Search Consoleな訳ですが、それ以外の下記の検索エンジンにも同様の設定をした方が良さそうです。
- BingのWEBマスターツール
- YandexのWEBmaster(ロシア最大の検索エンジン)
- Baidu(中国最大の検索エンジン)
ファビコンの設置(おまけ)
キャッチーにする為にはやはりファビコンは小さなこだわりとして外せません。
Wordpressのコントロールパネルログイン → 外観 → カスタマイズ → サイト基本情報 → サイトアイコンに512 × 512ピクセル以上の正方形の画像を登録
若しくは、
Wordpressのコントロールパネルログイン → Digipress → 詳細設定 → HTMLヘッダー設定 → <head>~</head>内のユーザー定義 :に設定
上記に<link rel=”shortcut icon” href=”ファビコン画像のURL”>を書き込めば良いだけです。
この組み合わせの際にサイトを立ち上げる最低限のまとめ
ドメイン取得 → サーバー設定 → SSL化 → Wordpressインストール → All in One SEO Pack設定 → Google Analyticsの設定 → Google Search Console設定 → ファビコンの設置(おまけ)
この様な手順でサイトを立ち上げます。
こうすれば独自ドメインでXSERVER上にWordpressとテーマがインストールされ、Googleにきちんとインデックスされる様になり、アクセス解析も出来る様になるのです。
どうでしょうか?
比較的簡単に作成が出来、その割にかなり高機能なサイトになりそうではないでしょうか?
以降は中身を作るのが第一となりますが、Google Analyticsで目標を作り込みトラッキングするのも重要になっていきます。
引き続き頑張っていきましょう!